TTrA TO資格者各位

 

昨年の西日本インカレで、スイム後のトランジでアンクルバンドが外れたままバイク競技に行った選手がいました。

これに関して私達の対応を再度確認してください。

競技審判委員会便り 2025.June - triathlon-tochigi ページ!

この大会は競技説明資料でも「いかなる理由があってもアンクルバンドが外れた状態でフィニッシュした選手は、失格とする。」

と明文化して周知しています。昨年の大会ではTOがトランジでアンクルバンドを渡して再装着し、DSQでなくDNF扱いで走らせてリザルトに乗せました。

 

皆さんがHRを務めた場合、アンクルバンドが外れた状態でレース続行した選手にはどのような裁定をするでしょうか。

 

今回、TRIのLevel-1更新講習会を受講した時にアンクルバンド外れ時の対応方法の講義がありました。

現在のTRI (国際トライアスロン連合)ではDSQやDNFにしない対応を取るそうです。

計測チップは計時手段であり、故意でない場合は計測チップが無くても記録を残す方向です。

まず、TOが気が付いた場合は選手に渡してやります。とは言ってもバイクレース中は渡せないのでトランジに戻ったタイミングで渡す努力をします。

それでも渡せずにランに行ってしまった場合はラン周回で可能なら渡します。

渡された選手はアンクルバンドを足に着けるとタイムロスになるので、選手の判断で手に持ってフィニッシュしても認めます。

どうしても渡せずにフィニッシュゲートに向かった場合は、手動でフィニッシュタイムを記録してそれでリザルトに乗せます。

計測チップを付けていない選手のレースナンバーが解っているので、TOが記録を取れるように対応することが求められます。

これはエイジレースのみでなく、エリートレースでも同様の対応です。

 

今後はこのように計測チップ外れの選手に対応して行きましょう。

学連の競技説明会資料は「アンクルバンドが外れた状態でフィニッシュした選手は、失格となる場合がある。」

などと表現変更を提案しようと思っています。

 

TTrA技術審判委員会 長嶋政光